スマホ老眼を治し方(原因と対策)
2019/07/13
目次
スマホ老眼とは
このページを訪れたあなたはお歳はいくつですか?
20代,30代の方ではないでしょうか?
自分は若いのに老眼の様な症状を感じていて不安に思っている。
そのような症状を「スマホ老眼」と呼び、今テレビやインターネットでも話題の症状です。
症状としては、「手元の文字が見づらい」「近くのものにピントが合わず、視界がぼやける」と老眼のような症状を伴います。
でも、安心してください。
「スマホ老眼」になる原因と対策を抑えるために今回は記事を書きたいと思います。
スマホ老眼になるメカニズム
老眼や屈折異常とスマホ老眼はメカニズムが違います。その違いを理解します。
老眼になるメカニズム
老眼は、加齢によって目の水晶体や毛様体筋が硬くなり、調整力が弱くなることで近くの物が見えにくくなる症状の事をいいます。通常、その初期状況が現れるのは45歳がピークと言われています。
それに対して「スマホ老眼」は、医学的には「調整緊張」と呼ばれるもので、近距離のスマホを見続けることによって、一時的に老眼のような症状が起こることをいいます。長時間にわたりスマホを使用することによって、近くにピントが合ったままの状態になり元に戻らなくなり、スマホから顔を上げると、一瞬、遠くがぼやけたり、見づらいと感じたりします。また、このような状態が続くとピント調節が利かなくなり、近くもぼやけたり、見づらくなるという老眼のような症状も現れるのです。ほとんどが一時的なものですが、繰り返すうちに重篤化したり、老眼を早める危険性も指摘されています。
スマホはパソコンよりも眼には良くありません
スマホもパソコンも、長時間使い続けることは眼に負担がかかるということは周知の事実なのですが、実はパソコンを長時間利用するよりもスマホの方が眼には良くないのです。
その理由としては、スマホの文字の小ささと、いつでも手に取ってしまい、その便利さからついつい使い続けてしまう傾向が強いからです。最近では、パソコン同様、子供のスマホ使用も増えています。
眼の健康寿命を延ばすためには、子供の頃からのアイケアが重要になってきます。その為にもスマホの使いすぎには日頃から注意する必要がありますね。
スマホ老眼を放置しておくとどうなるか?
「スマホ老眼」の症状は、ほとんどは一時的にピントを合わせにくくなる減少なのですが、重篤化すると、ピントが固定されたままになることもあります。
眼の負担増によって老化を促進するため、老眼の若年化も進んでいます。従来、老眼になる年齢といえば45才が中心でしたが。最近では20代でも老眼になる人が現れています。
スマホ老眼の初期段階では、眼の充血や目に渇きを感じるドライアイの症状から始まり、眼の奥を痛く感じたり、今まで眩しいを感じなかった程度の明るさを眩しく感じるという事もおおくなります。その結果、頭痛や肩こり、首の痛みなどを感じることも増えてきます。
スマホ老眼を放置しておくことにより悪影響として考えられること
- 頭痛・ままい・はきけ
- 肩こり
- 老け顔
- 不眠
- 仕事がはかどらない
目の疲れは、日々蓄積されるものであり、だから、毎日のケアが必要です。
スマホ老眼の治し方
日常の中で取り入れたいアイケア
夜はブルーライトを大幅にカットしましょう
夜の時間帯にスマホやパソコンを使う際は、光の量を減らす設定ができます。iPhoneや一部のAndroidにはブルーライトの光を減らす機能が内蔵されているので有効に設定しましょう。その機能がない機種をお持ちの方は無料アプリもありますので、それを利用してブルーライトの明るさを調整しましょう
スマホは最低30センチ以上離して使いましょう
スマホとの距離が近いとスマホ老眼の原因になるので、スマホを利用する時は、距離を離すようにしてください。眼とスマホ間の理想の距離は40センチ。最低でも30センチは離すようにしましょう
室内を乾燥しないようにしましょう
空気が乾燥しているとドライアイの原因になります。加湿器があるとベストですが、ない方は霧吹きを使ったり、水を入れたコップをデスクの端に置くなどして湿度を下げないように心がけましょう
眼に直接風が当たらないようにしましょう
空気が乾燥しているとドライアイの原因になります。加湿器があるとベストですが、ない方は霧吹きを使ったり、水を入れたコップをデスクの端に置くなどして湿度を下げないように心がけましょう
まぶたを温めましょう
まぶたを温めることで眼の周りの血流が改善されてまぶたから脂が分泌されるため、眼が保護されやすくなります。また、まぶたを温めるとピントを調整する毛様体筋(もうようたいきん)という筋肉をほぐすことにもつながるので、電子レンジで温めた水タオルを目に当てて温めてあげるのが効果的です。
パソコンのモニターは目の高さよりも下に設置しましょう
人間の眼は下を向いているときに比べると、上を向いているときの方が2倍も眼が開いています。ドライアイを避けるためにも、長時間見つめ続けるパソコンのモニターは上ではなく、眼の高さより下に設置するよう心がけてください
まばたきすることを意識しましょう
スマホやパソコンを使っているときは、まばたきの回数は普段の半分以下に減少します。常日頃から意識的にまばたきをするようにしましょう
ルテインを多く摂取しましょう
外からの光を吸収して眼のダメージを和らげる、ルテインの入った食べ物を取り入れるよう心がけてください。ルテインは緑黄色野菜、特にホウレンソウに多く含まれています
遠くや近くをみて眼筋を鍛えましょう
デスクワークをしていると、長時間同じところばかり見続けてしまいがち。等距離ばかりを見ていると目の筋肉が固まって、ピントを合わせる能力が落ちてしまいます。仕事の合間に遠くや近くを見て、眼を動かすことを意識してみてください
ドライアイ対策
長時間にわたってスマホを凝視していると、まばたきの回数が減少し、「ドライアイ」の原因になります。「ドライアイ」は、眼の表面が乾いて痛む、眼がかすむ、疲れるなどの症状があり、白内障は、水晶体が灰白色や茶褐色ににごり、物がぼやけて見える、視界がかすむ、まぶしいなどの症状が起こるもの。こまめに点眼薬などを使い、眼の乾きを防ぐことが大事でありスマホ老眼対策にもなります。
眼に良い食べ物を摂取
眼に良い栄養素を意識して、食べものを選ぶのも良いことです。魚や肉などのビタミンB6は水晶体や毛様体筋の代謝に、納豆や緑黄色野菜などのB2は角膜炎の予防に、ナッツなどのビタミンEは眼の老化防止や白内障予防に、DHAは眼の粘膜の保護に…とそれぞれ有効とされています。ほかにも、ビタミンB1、A、C、アントシアニン、ルテインなどが眼に良い栄養素といわれています。
アイケア対策のサプリメントを摂取
そんな大切な目のためにオススメなのがサプリメントです。
アイケアサプリメントは健康食品と言う位置づけですが、サプリメントに中には食事でとる必要のある、アントシアニン、ルテインなどの厳選成分が含まれています。食事ではなかなか不足しがちな有効成分をサプリメントで簡単にとることはお勧めな方法です。
アイケアサプリメントに含まれる有効成分
アントシアニン
アントシアニンをはじめとするポリフェノール類には、強い抗酸化作用があり、活性酸素を抑制する効果からダメージを受けやすい細胞膜を守る効果があります。
アントシアニンの効能の中でも、特に注目されているのが、目の健康を守る効果や効能です。
アントシアニンには、眼球内の毛細血管を強くして、血流を改善し、目の隅々までに、酸素や栄養成分を送り、目のピントを調整する毛様体の働きを良くし、疲れ目を回復する効果があります。
また、アントシアニンには、眼球内の光を感じて、脳に伝えるという網膜内のロドプシンという物質の再合成を促進し、眼精疲労の予防や改善などの効能があり、スマホ老眼には欠かせない成分なのです。
ルテイン
ルテインは眼の黄斑部や水晶体に多く存在します。
不足すると、黄斑変性や白内障などの眼の老化が起こりやすくなるといわれています。
ルテインは抗酸化物質として眼の老化をひきおこす「活性酸素」を抑えたり、有害な光を吸収し、眼を守る働きをしています。
ルテインの1日の摂取量は6mg以上が望ましいとされており、継続的に1日あたり10mgのルテインを摂取することで加齢性眼疾患のリスクを軽減すると報告されています。
ルテインもスマホ老眼には必要な成分です
最低、この2点の成分を含むアイケアサプリメントが必要です
おわりに(まとめ)
最近、世間を賑わしている若年層のスマホ老眼。
確かに電車の中でもスマホを見ていない人を見つけるのが大変なような世の中になっています。
スマホ老眼が指摘されるのも無理はありません。
目の健康は一生を通じて考えなければいけまません。
スマホ老眼が気になりだしたら早めのアイケア対策をしなければいけませんね。