物事をシンプルに考えることの大切さ
2019/10/22
はじめに
物事はシンプルに考えるのが一番大事だと思います。
複雑に考えると糸がもつれるように話はややこしくなってしまう物です。— UTBTRENDツィート (@wwfugu) 2019年5月21日
ツィートでこんな事をつぶやきました。
この意味について考えてみたいと思います。
物事を複雑に考えると解決に時間がかかります。
物事はシンプルに考えるが大事です。でもシンプルに考えることは簡単ではありません。
私も昔は物事を複雑に考えるクセがあったのですが、シンプルに考えるようになってから問題が解決されるようになりました。
物事をシンプルに考えることがどうして問題の解決につながるのでしょうか。
その事に関して考えてみたいと思います。
問題は複雑にからみあっています
問題は複雑に絡み合っています。
絡み合った問題をほどくのはとっても大変です。
では、問題を解決するためにはどうすれば良いのでしょうか。
問題を細分化することが大事なのです。
私は営業マンをしていたので、よく問題を抱えたものでした。
たとえば、
- 半期で30%しか営業目標を達していない。しかし、残りの半期で100%営業目標を達成するにはどうしたものか
- 客先クレームが発生している。デリバリーの問題だ。すぐにクレームに対応しないと大事になる。
- 急にメンバーが辞めることになってしまった。残された仕事はだれがやるのか。
この様な問題を常に抱えながら活動していたものでした。
この様な問題を抱えた時に私がとった行動は、まず、冷静になること、そして問題を分析すること、そして問題を細分化すること、細分化した問題を一つずつ解決していくことでした。
抱えきれない大きな問題は、問題を細分化することによって、大きな問題を解決する方法が見えてきます。
まさに、問題を抱えたら自分がまずは実行できる小さな問題に細分化してみましょう。
問題の細分化の方法
まずは、問題を紐解くのです。
大きな問題は小さいな問題に分けるのです。
たとえば、残った営業目標を達成するための細分化を考えてみましょう。
あと残り70%を半年で達成しなければいけない。
でも、今までの達成率は30%である。
実際、達成するのは困難なのではないかと諦めてしまいます。しかし、諦めてしまっては、ますますスパイラル状態で数字は悪化していくのです。
この状態を脱出する為に、問題を細分化して考えてみましょう。
- 営業ノルマを30%して達成していない現実に対して分析してみる
- 売る商品とお客様のニーズは合っていたか。
- 商品の平均売上金額はいくらであったか。
- 商品は月別にどのように売れたのか
- 商品の売り方が分かっているのか
- 競合他社はどの位強いのか
- 一日に何件のお客様と接することができたのか。
その他にも色々な課題が出てくると思います。その一つ一つに対して解決方法を考えるのです。
- 商品とお客様のニーズが合わないのであれば、売る商品を変えるか、客先を変えてみよう
- 商品の平均単価がわかったら、平均単価を上げてみよう
- 売れない月と売れる月が把握できたら、売れる月に集中してプロモーションを打ってみよう
- 競合退社の弱みがわかったら、その弱みを突いてみよう、具体的には・・・
- 一日の訪問件数を増やしてみよう
- 商品の売り方を先輩に教えてもらおう
この様に問題解決のために、問題を細分化していくのです。
漠然と、数字ができないどうしようと考えているより勇気が持てませんか。
わたしは、問題にぶつかると常に冷静になりこんな風に考えて乗り越えてきました。
おわりに
大きな問題を抱えたら、まずはその問題を細かく細分化しましょう。
この方法が問題解決をするには一番の方法ではないでしょうか。
どうしても、問題が発生するとパニックに陥ってしまいがちですが、そんな時は冷静になって、今ある問題を認識して、問題を細かく細分化して解決していきましょう。
細分化すると意外と個々の問題を解決するのは楽なのです。
その積み重ねが大きな問題の解決になるのではないでしょうか。