正しい洗顔方法(化粧水もみるみる浸透させてスッピン美人に!)
2019/08/04
スキンケアを頑張っても美肌になれないのはなぜ?
「高価なスキンケア化粧品を使って、保湿ケアを頑張っているのに美肌になれない」
こんな悩みをお持ちでしたら、まずは洗顔を見直してみましょう。
洗顔はスキンケアの基本なのです。
この洗顔方法を間違えていたら、どんなに高級な美容液を利用しても潤い効果は半減してしまいます。
まずは、正しい洗顔方法をマスターして美容液が浸透しやすくなる肌の土台を作りましょう。
間違った洗顔をしていませんか?
毛穴の汚れをとりたいから、こすって洗っていませんか?
毛穴の黒ずみが気になって、力を入れてこすって洗っていませんか。
そんな洗い方をしていると、毛穴が広がって開いたり、色素沈着の原因になってしまうのでやめましょう。
毛穴の汚れには、酵素洗顔やピーリングなどの、余分な角質を取り除くケアが有効です。
洗顔料をあまり泡立てずにつかっていませんか?
洗顔料は十分に泡立てていますか。肌を直接こすると負担をかけてしまい、将来的に、肌荒れやシミの原因になるので注意してくださいね。
時間をかけて丁寧に洗顔していませんか?
洗顔に時間をかけていませんか。
洗顔に時間をかけるのは逆効果です。必要な皮脂まで落としてしまい。乾燥などの肌トラブルの原因となります。
すっきり汚れを落とすために、熱いお湯ですすいでいませんか?
熱いお湯は、皮脂汚れだけではなく、肌に必要なうるおいまで流してしまいます。
特に、入浴時に洗顔を行っている人は要注意です。
湯船と同じくらいの温度では顔には熱すぎすので、湯温の調整を必ず行いましょう。
すすぎはささっと5回くらいで終了していませんか?
肌が乾燥するからと、すすぎを手早く済ませていませんか?
すすぎ残しは、ニキビや毛穴詰まりなどの原因になり、その後の保湿ケアも浸透しにくくなります。
とくに、フェイスラインや目尻、小鼻の脇、あご下などは、すすぎ残しが多い場所なので注意しましょう。
熱いシャワーですすいでいませんか?
お風呂のシャワーは40℃くらいと熱めに設定されているため顔をすすぐ温度としては適していません。
また、勢いのある水流で圧力をかけることでたるみの原因となるのでやめましょう。
入浴中に洗顔する場合には、洗う順番にも気をつけましょう。
シャンプーなどのすすぎ残しを防ぐためにも、顔は最後に洗うのがベッターです。
洗顔は頬から洗っていませんか?
洗顔で一番最初に頬から洗う人が多いのですが、正しい洗顔の順番は、皮脂の多いパーツからスタートすることです。
まず皮脂の多いおでこや鼻筋などのTゾーンから、次に頬やあごなどのUゾーン、最後に皮脂の少ない目元や口元を洗いましょう。
間違った洗顔を続けるとお肌はどうなるのでしょうか
肌トラブルの原因となる
肌の汚れや皮脂が残ると、ニキビや乾燥などの肌トラブルの原因となります。
スキンケアの浸透が悪くなる
肌をまっさらな状態にしてこそ、美容液やクリームの効果がしっかり感じられるので、洗顔をおろそかにするのはやめましょう。
肌のバリア機能が弱くなり、肌の土台が悪くなる
年齢を重ねるにつれて肌の新陳代謝は衰え、20代の頃には約28日だったターンオーバーが30~40代では約40日もかかると言われています。
長年間違った洗顔でダメージを受けた角層は、バリア機能が弱まって肌が敏感になっているので外的刺激から肌を守れず、肌内部の水分が蒸発するのを防ぐことができなくなり、シミやくすみ、乾燥などの肌トラブルに悩まされるようになります。
しかも、肌の土台そのものが弱っている状態なので、いくら高級な美容液やクリームを使っても効果が得にくいなど、負のスパイラルに陥ってしまう悲しいことになります。
美肌のための保湿ケアはもちろん大事です。しかしまず、落とすケアがあってこその保湿ケアと心得ましょう。
正しい洗顔のポイント
吸い付くような濃厚な泡を作りましょう
石鹸の泡のクッションを作りましょう。洗顔石鹸はしっかりと泡立てることが大切です。
手を逆さまにしても落ちないくらいの濃密さまで泡立てましょう。
吸着力の高い泡が、古い角質や毛穴の汚れを吸い取ってくれます。
肌が動かない優しい力加減で洗いましょう
泡をクッションにしながら、とにかくやさしく肌に触れましょう。
理想の力加減としては”肌が動かない程度”の弱い力加減です。
特に頬は面積が広いので、うっかり勢いよく触れてしまいがちなので気をつけましょう。
すすぎは30~40度のぬるま湯で洗うのがポイントです
すすぎのポイントとしては、冷水だけですすぐのはNGです。
しかし、入浴中の洗顔は逆に湯音が高くなりすぎるので注意しましょう。
一番よい温度は、30~34℃のぬるまゆです。
このくらいの温度でやさしくすすいであげてください。
正しい洗顔方法
洗顔は朝と夜、2回が基本
洗顔は朝起きたときと、夜、メイクを落とした後の2回が基本です。
朝の洗顔の目的は、寝ている間に蓄積された皮脂汚れを落とすことが目的です。
夜の洗顔の目的は、メイク落としの後に洗顔を行い、残っているクレンジング剤や皮脂汚れを落とすことが目的です。
ダブル洗顔不要のクレンジング剤ならば、夜の洗顔は不要です。
スッキリしたいと思って何度も洗顔するのは、乾燥や過剰皮脂などの原因となります。
弾力のあるふわふわ肌でやさしく洗う
力を入れてゴシゴシ洗うと肌を痛めてしまうのではNGです。
摩擦を最小限にとどめる為には、洗顔料はしっかりと泡立てましょう。
その洗顔料の泡をクッションにして洗うのが基本です。
泡立てるのが苦手な人は、泡立てようの洗顔ネットを利用するのが手軽です。
ぬるま湯で20~30回すすぐ
洗顔時のすすぎの温度に注意しましょう。
水が冷たすぎると、毛穴が閉じて汚れを排出しにくくなります。逆に熱いと必要な皮脂まで落としてしまいます。
33~35℃位のぬるま湯で、すすぎ残しのないように洗顔料をしっかりと落としましょう。
顔をこすらないように、手のひらにためたお湯で20~30回、ヌルつきがなくなるまで丁寧にすすぎましょう。
髪の生え際はとくに洗いの腰が多い部分なので注意しましょう。
タオルで水分を優しくふきとる
水分のふき取り方は、タオルを肌にやさしく押し当てるように行いましょう。
洗顔のポイントは、石鹸の泡をしっかり立てること。タオルでこすらない、しっかりすすぎをすることです。
まとめ
美肌を作るためには保湿ケアが大事です。
しかし、保湿ケアよりも先に行わなければいけないのが、洗顔です。洗顔はスキンケアの基本なのです。
まずは、正しい洗顔料を使って正しい洗顔をしましょう。
洗顔を正しく行えば肌の土台がしっかりしてくるので、スキンケアの効果もあがります。
そうすると、素肌そのものもが美しくなり、保湿成分を塗りこんでもグイグイ浸透していきます。
そうなれば、いつまでもモチモチ肌を保つことができますよ。