妊娠しやすい時期は?
妊活をしている夫婦にとって妊娠しやすい時期を知っておくことは非常に大事な事です。まずは妊娠しやすい時期を理解しましょう。

妊娠しやすい時期は排卵日の3日前から5日間です。
まずは、精子と卵子の寿命を知っておきましょう。
精子に関しては寿命は3日です。卵子の寿命は12~24時間です。
妊娠は卵子が生きていることが最低条件となりますが、精子は、卵子が生まれる前にしたセックスの時の精子であれば生き残っています。したがって、排卵前にしたセックスの精子でも妊娠の可能性があるのです。
したがって、妊娠の可能性のある時期は、排卵日の3日前から排卵後24時間以内となります。
妊娠の為には、排卵の前後にできるだけセックスする事が、卵子と精子が出会う確立を高くする事となります。
排卵日を予測したら、その2日前から基礎体温が上昇するまで、セックスをする事が妊娠の確立を高くする事となります。
一番妊娠しやすい時期は排卵前のセックスです
男子の精子が体内で生き続けられるのは一般的には2~3日と言われています。
しかし精子の中には4、5日体内で生き続ける精子もいます。
また、精子には活動の早い精子から、遅い精子もいます。
動きの速い精子の場合5時間から6時間で受精が行われる卵管に到達しますが、遅い場合には数日かかる精子もいます。
一方、卵子は排卵後、24時間しか生殖毛力がありません。
最近の研究によりますと、排卵の時に卵管に精子が多くいる方が、受精の確立が高い事が報告されています。
排卵当日のセックスでは、多くの精子が卵管にたどり着くまでに卵子が死んでしまうからです。
妊娠しやすくする為には、排卵時に多くの精子が卵管に待機している状況を作るのがポイントです。
排卵日を正確に把握するのにはどうしたらいいの?
排卵時に多くの精子が卵管にいる事が受精の確立を高める事は解りましたが、正確な排卵日を把握するためにはどうしたら良いのでしょうか。
それは、基礎体温を正確にとる事です。
基礎体温を正確に把握することで、排卵日を想定する事もできますし、今、現在、妊娠しやすい時期なのかどうかも把握することができます。
基礎体温の測り方を理解しておきましょう。