マカを夫婦でとるのが妊娠活動には効果的です

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マカとは「アンデスの女王」や、「アンデスの高麗人参」とも呼ばれるハーブのことを言います。
ペルー、アンデス山脈で自生しています、古くはインカ文明の時代から薬草として使用されてきました。野菜のようにも食べれますが、現地の人達は基本的にマカを乾燥させ、それを砕いて粉末状にしたものを料理などにかけて食べます。日本でも粉末状になったもの、もしくはサプリメントでの購入が主になっています。
マカの栄養成分について調べました。
マカは栄養成分が豊富です。主成分は炭水化物ですが、たんぱく質や必須アミノ酸、食物繊維、カルシウムや鉄、亜鉛などが含まれるミネラル、ビタミンB群、C、Eといったビタミンなど、体に必要な栄養素をたくさん持っています。特に鉄分や亜鉛に関しては、他の根菜類に比べ数十倍はあります。その栄養価の高さから滋養強壮、健康をもたらす野菜として古くから大切にされており、健康食品としても人気の高い食材です。
ホルモンバランスを整える効果があります。
女性ホルモンは、黄体ホルモンと呼ばれるプロゲステロンと、卵胞ホルモンであるエストロゲンの2つに分けることができます。この2つのバランスはストレスや冷え、睡眠不足など様々な原因から崩れてしまいやすく、このバランスが崩れてしまうと生理不順になったり、子宮内膜が未熟になってしまうなど、妊娠しにくい体になってしまいます。マカには、女性ホルモンの1つであるエストロゲンと同じ作用を持つ、植物エストロゲンという成分が含まれており、ホルモンバランスが崩れていた場合に、その減少したホルモンの代わりになってバランスを整えてくれます。また、マカにはアミノ酸やミネラルも豊富に含まれているので、排卵に関係する下垂体にも働きかけ、ホルモン分泌のサポートもしてくれます。ホルモンバランスが整えられることで、妊娠しやすい体に改善していくことができるのです。血行を良くする女性で悩む人の多い冷え症は、妊活でも妊娠しにくくなる原因に挙げられます。そのため、極力体を冷やさないように、冷房に長時間当たらないようにしたり、冷たい食べ物や飲み物を避けるなど自分でも体を冷やさないよう意識する必要があるのですが、冷え性の原因はそうした外的要因だけでなく、体温調節を司る自律神経の乱れも挙げられます。通常、自律神経は交感神経と副交感神経が交互に相反する働きをすることでバランスを保ち、体温のコントロールもしていますが、ストレスなどを原因にこのバランスが崩れてしまい、交感神経が働きっぱなしになることで、血管が収縮して血流が悪くなってしまいます。マカを摂取しておくと、この自律神経の乱れからくる冷え性にも効果的です。自律神経がバランスを崩す原因はストレスだけでなく、ホルモンバランスの乱れも挙げられていますから、マカによってホルモンバランスを整えると同時に自律神経も調整されます。また、マカには血液の流れを良くするビタミンEも含まれていますので、ビタミンEの力で代謝機能を上げ、冷え性を改善することができます。
マカで精力をアップするとも言われています。
マカは女性だけでなく、男性も一緒に摂取しておくと良いとされています。先に触れたホルモンバランスを整える効果や、血液の循環を良くする作用は男性にも必要なことで、例えばホルモンバランスが整えられることにより、妊活のプレッシャーやその他精神的な原因による精力減退を改善することができます。血流を良くする効果で、男性の陰茎動脈の血行も良くしてくれますし、マカには亜鉛やアルギニンといった、生殖機能の維持や精力減退を改善する働きを持つ成分も含まれているので、男性にも改善効果が期待できます。
夫婦一緒に
マカの効能を3つほど挙げましたが、マカで得られる効果は盛りだくさんです。妊活で嬉しい効果はもとより、ミネラルやビタミン類も多く含まれているので、ストレスを緩和し、疲労回復など妊娠しやすい体を作っていく上での体の健康もしっかりサポートしてくれます。また、亜鉛やアルギニンの効果により精子の数を増加させ、運動率を上げるといった生殖機能のアップも期待できますから、夫婦一緒にとりたい栄養源といえます。