妊婦さんの水虫治療法
2020/01/11
今現在、妊娠中であるのだけれど水虫に悩んでいるという方はいないでしょうか。

妊婦さんの場合、大事な赤ちゃんがお腹の中にいる状態です。
一番気をつけなければいけないのは、お腹の子供への影響です。
基本的に、水虫を治したいのであれば、主治医の先生に相談するのが一番安全です。
しかし基本的に、塗り薬であれば問題はないと思います。気をつけなければいけないのが飲み薬です。
基本的に妊婦さんの場合、塗り薬を利用して水虫を治すようにしましょう。
妊婦さんは水虫にかかりやすいのでしょうか。
実は妊婦さんは水虫にかかりやすいのです。妊婦さんの20%が水虫を発症しているというデータがある位、妊婦さんは水虫にかかりやすいのです。
妊婦さんが水虫にかかる原因には大きく分けて3つの理由があります。
- 免疫力の低下
- 足の蒸れ
- フットネイル
免疫力の低下
妊娠中は免疫力が強い状態だと、赤ちゃんを母体が攻撃して排除しまう可能性があります。そうならない為に妊婦さんの免疫力は低下しているのです。
免疫力が低下していると外からくる悪い菌に対して攻撃する力も弱まっているということです。
したがって、妊婦さんは水虫に感染してしまうと、菌を殺す力が弱まっているので、水虫を発症してしまいやすいのです。
また、妊婦さんの場合では妊娠中に水虫にかかっていて、妊娠後はいったん収まっていても免疫力が弱いので、妊娠してから再発する事が多いのです。
足の蒸れ
水虫の原因の大きなものに足の蒸れがあります。
長時間靴を履きっぱなしでいると足に汗をかいて蒸れてしまいます。
水虫は白癬菌というカビ菌ですので湿気が大好きなのです。足が蒸れていると水虫が発症しやすい環境となります。
フットネイル
女性が水虫になりやすい原因の一つとしてフットネイルがあります。
このフットネイルは普通のマニキュアと違いジェル状のネイルである為、数ヶ月落とさずにつけっぱなしにできてしまいます。長い期間、つめにネイルをつけていることで爪とジェルの間に白癬菌が進入してしまい「爪水虫」という状態になってしまうことがあります。
妊婦さんの間はフットネイルも止めたほうがいいですね。
水虫を予防する方法
妊婦さんは特に水虫になりやすいので、特に予防には気をつけましょう。
長期間靴を履いてフットネイルをしていう方は特に注意が必要です。
水虫は一度かかってしまうと完治が難しくなるので、水虫になる前に予防したいですね
足を清潔に保ちましょう
足が蒸れていたり不潔になっていると水虫は繁殖します。
足は水虫に感染しないように常に清潔な状態を保てるようにしましょう。
こまめに足を洗ったり清潔な状況を保てるようにしましょう。
お風呂に入った際には足の指の間もきちんと洗って清潔さを保てるようにしましょう。
足は乾燥させましょう
水虫は湿気が大好きです。足が蒸れていると水虫が繁殖してきます。
水虫を予防したいのであればなるべく足を乾燥させるようにしましょう。
足を清潔に洗った後はタオルで水気を拭いて、しっかりと乾かしてください。
長時間、靴を履きっぱなしだと、足が汗で蒸れてしまい、水虫発症の原因になってしまいます。
長時間靴を履いてしまったり、時々、靴を脱いで汗を飛ばしたり、サンダルなどの風通しの良いものを履くようにしてください。
公共の場のスリッパは履いてはいけません
公共のスリッパは水虫菌をもった人が履いていた可能性が高いです。
ただでさえ、妊婦さんは免疫力が弱くなっているので水虫に感染しやすい状況なのです。
水虫をうつらなくする為には、一番良い方法はスリッパを履かないことですが、それが難しいのであれば、靴下は必ず履くようにしましょう。
スリッパに限らず、プールサイドや温泉のバスマットなど、螺足でいる公共の場所は水虫菌がウジョウジョしている可能性が高いので、妊婦さんは特に注意してください。
もし妊婦さんが水虫になってしまったら
薬を使いましょう
一番のお勧めは、医師の指示に従って薬を処方してもらいましょう。
ドラックストアで水虫薬を購入するのであれば、飲む薬は体のあかちゃんに影響がある可能性があるので、絶対に塗り薬を選ぶべきです。
お酢で殺菌しましょう
水虫はお酢の力で殺菌することもできます。
病院に行かなくても自宅で手軽にできるの自宅療法として有名です。
方法は、お酢を人肌に温め、そこに足を10分程度浸し足を水で流してよく拭いて乾かす。
これを毎日の入浴後に1週間程度行います。
薬で治療するよりも効果があるとも言われています。
ニンニクで殺菌
水虫の治療には、お酢と同じようににんにくも強い殺菌作用があるので効き目があります。
にんにく1かけをおろし金ですりおろし水虫の部分に塗ってください。10分ほどたったら水で流し石鹸等でよく洗いましょう。
皮膚に痛みを感じることもありますので、妊娠中は皮膚も敏感になっていますので皮膚がヒリヒリしてしまった場合はすぐににんにくを落として洗ってください。
妊婦さんは、赤ちゃんが生まれるまでに水虫を治しましょう
あなたが妊婦さんで水虫に感染しているのであれば、赤ちゃんが生まれる前に、水虫を治しておきましょう。
赤ちゃんが生まれた後も水虫に悩まされていて、その水虫が赤ちゃんに感染してしまったら大変です。
しかし、水虫を治す治療薬が妊娠中の赤ちゃんに悪影響を与える可能性もありますので、特に飲み薬を使う場合は注意が必要です。かかりつけのお医者さんに相談してみましょう。
塗り薬であれば、まず赤ちゃんには悪影響は与えないと思います。
しかし、効き目の強力な薬の場合は心配ですので、注意が必要です。