痩せてるのに中性脂肪、コレステロールが多い隠れ肥満とは?

あなたは隠れ肥満ではありませんか?
一見、細く見えるのに実際には血管の中には中性脂肪が多く血液ドロドロという人は隠れ肥満です
女性の中でも、一見、細くても、筋肉がなくてポチャポチャの人が生活習慣病なのかもしれません。
隠れ肥満の人のカラダの中はどうなっているのでしょか?
隠れ肥満の人は実際には、血液ドロドロで、生活習慣病の危険性があるのです。
そのあたりに焦点をあてて調べてみたいと思います。
脂肪がどこに溜まりやすいのかは個人差があります
人の身体には大きく分けて三つの脂肪があります。
- 中性脂肪:血液中を流れる脂肪でありエネルギーに変わる脂肪
- 内臓脂肪:過剰な中性脂肪は腸の周りに蓄積され内臓脂肪になります
- 皮下脂肪:皮膚の下にある脂肪であり一旦たまると減らしにくい脂肪です
中性脂肪・内臓脂肪・皮下脂肪の違いを知りたい方はこちらのページをどうぞ
痩せているのに中性脂肪が多い隠れ肥満の人は、食事からとった脂質が皮下脂肪や内臓脂肪よりも、血液中にとどまりやすい体質だと思われます。
中性脂肪が血液中に多い状態だと、血液がドロドロな状態になります。
また、総コレステロール値が高いのも、悪玉コレステロールが高いのも、その人の体質によりところが多いのも事実です。
一見、痩せていると自分で思っている人は、「食べても太らないから大丈夫」と勝手に思ってしまって暴飲暴食しがちです。
しかし、当然、暴飲暴食は、中性脂肪、総コレステロール値、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)に悪影響を与えます。
その結果、血液はドロドロになり、その衝撃で血管は傷つき動脈硬化になってしまい、脳梗塞、心筋梗塞などの重大な病気になってしまいます。
一番怖いのは、中性脂肪と内臓脂肪

皮下脂肪は蓄積されても血管には悪影響を与えません。
スタイルとかには大きく影響しますけれどもね。
実際に血管に悪影響を与えて健康に被害をもたらすのは中性脂肪と内臓脂肪なのです。
中性脂肪と内臓脂肪が増えてくると血液がドロドロになって血栓ができやすくなったりして血液の流れが悪くなります。
その結果、血圧が高くなったり、脳梗塞、心筋梗塞などの様な病気になりやすいのです。
痩せているから脂肪には無関係だという考え方が危険
痩せているのに健康診断・人間ドックでコレステロール値が高いであったり、中性脂肪が多いと言われた人は、ある意味、体質なので仕方がないと諦めましょう。隠れ肥満体質はある意味、体質のようです。
中性脂肪値・コレステロール値の見方の記事はこちらです
しかし、中性脂肪は皮下脂肪と違い、少し頑張れば簡単に減らすことができます。
定期的な運動や、食事面に注意したり、中性脂肪・コレステロールを減少させるサプリメントを利用しするだけで中性脂肪は減らすことができると言われています。