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肌の保湿メカニズムとコスメの関係

   

美容にとって肌の潤いを維持する事は重要な問題です。

肌の潤いを保つためには、まず肌の保湿のメカニズムを理解し、保湿を保つためにはどのようなコスメが必要なのかを知っておきましょう。

肌の保湿のメカニズメ

保湿機能は大きく分けて角質層の保湿機能真皮内の保湿機能に分かれます。

肌の保湿のメカニズム

角質層の保湿成分

  • セラミド:角質層で細胞同士を結びつける働きがあります。保湿には欠かせない美容成分であり角質細胞間脂質です。セラミドは細胞間脂質の40%を占めており、水分を強力に挟み込んでくれる特性があります。たとえば外気の湿度が下がっても、水分を持続的に保護してくれる強力な保湿成分です。化粧品などに配合されているセラミドは「セラミド脂質」と呼ばれます。水と混じるとラメラ構造をつくり、角質層の中に水分を閉じ込めてくれるので、セラミドの代用品として使われます。
  • ステアリン酸コレステロール・コレステロールエステル:セラミド以外の角質細胞間脂質です。保湿力はセラミドにはかないません。
  • 天然保湿因子(NMF):角質細胞内にある保湿成分。アミノ酸、尿素、PCA(ピロリドンカルボン酸)など、約20種類の成分で構成されています。保湿力はあまり強くありません。ただし、サラッとしていて使用感が良いため、保湿化粧品によく配合されます。

真皮の保湿成分

真皮層は、表皮の下にあり、皮膚の弾力やハリなどに影響する重要な役割を果たしています。真皮は体重の20%を占めます。

真皮は何で構成されているかと言うと、繊維細胞、無定形基質、繊維芽細胞から構成されています。

その真皮にもともとある保湿成分について説明します。

  • ヒアルロン酸:細胞間、組織間を埋め、細胞組織を調整する役割を担っています。ヒアルロン酸1グラムに対して水分を約1リットル保持してくれる非常に高い保水力があります。もともと人間の細胞内に存在する物質なのですが、代謝が早く、年齢と共に生産量が低下します。60歳では新生児の30%となってしまいます。
  • コラーゲン:真皮の主成分です。繊維芽細胞で構成されています。束となって、真皮の構造を保つ骨格となります。化粧品には牛や豚由来の加水分解コラーゲンが保湿成分として配合されていますが、真皮までは吸収されません。親水性は非常に高く、とらえた水分を逃さないといつ性質をもっています。これが重要なのですが、コラーゲンは、アレルギーを起こしにくい物質なので、敏感肌の方でも安心して使えます。
  • エラスチン:真皮の弾力性は、弾力繊維であるエラスチンという無構造物質と周囲を取り囲む細繊維から構成されます。エラスチンは真皮の繊維芽細胞から合成されます。

スキンケアでこのポイントは押さえておきましょう

コスメには様々な物質が保湿成分として含まれています。

セラミド、ヒアルロン酸などは水を含み肌の表面で保水してくれるのでオススメです。

しかし、これらの保湿成分は水を与えただけでは水分は蒸発してしまうので、この上からクリームなどの油分を含んだものでフタをする必要があります。

肌の保湿のメカニズムを理解し、潤す事に有効な成分を見極めて、美肌を作っていくことがアンチエイジングには一番効果的ですし、ニキビ等の肌トラブルにも効果的です。

まとめ

人の肌は、セラミドであるとは、コラーゲンであるとかヒアルロン酸であるとか、もともと保湿成分は多く含まれているのですね。

それが、肌のターンオーバーの乱れであるとか、加齢などによって損なわれることによって肌の潤いがなくなってしまうのですね。

それを補うためにスキンケアコスメが非常に大事な事を理解しました。

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