働き方改革で薦められる副業をするサラリーマンのメリット
政府が今の時代、労働者、サラリーマンの副業を後押ししています。

厚生労働省が今年の1月に、副業・兼業に対する従来からの方針を変更しました。
モデル就業規則の「許可無く他の会社の業務などに従事しないこと」という規定を削除し。企業は「原則的に副業を認めるべきだ」との方針変更を行ったのです。
このような政府の方針変更もあり、働き方改革の一環として副業を認めるか会社が増えてきています。
目次
副業に関して、企業の若手はどのように考えているのか?
企業の若手にとって、政府が働き方改革で副業の考えの方針変更をしたことをどのように感じられているのでしょうか。
実際に若い人は、本業が忙しくて副業には手が回らない。副業をしていたら会社から転職を考えていると思われるのではないか。会社から本業を軽視しているのではないかと思われるのではないかという考えから、あまり積極的に取り組もうとしている人は少ない感じです。
若者達の考えは分かりますよね。
副業に関して、中高年はどのように考えているのか?
中高年の中には今の職場には活躍の場は無いと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
自分が経験を積んできた場所は多いはずなのに活躍の場は無い。
それに対して、営業でも経理でも総務でも、中小企業の中にはノウハウ不足で悩んでいる企業も多い。
経験を積んできた中高年のサラリーマンとビジネスのノウハウが欲しい中小企業とのマッチングの一つが副業なのです。
中高年のビジネスパーソンの場合、副業先として選んだ職場にうまく溶き込めるようであれば、退職後のセカンドキャリアとして検討できます。
副業ですので、職場に溶け込めなかった場合には、別の副業先を探せばよいので気が楽です。
この様に副業をすることによって、現在の勤務先に定年後再雇用されて、安い給料で昔の部下に使われるよりは、セカンドキャリアとして輝いたほうがずっと自分の為には良いのではないでしょうか・
セカンドキャリアとして起業を考える場合でも副業はありがたいです
例えば夫婦で退職後は喫茶店を経営しようと考えているとします。
当然、喫茶店を経営する場合には喫茶店経営のノウハウが必要ですが、実際にノウハウを身につけるためには実際に喫茶店に働いてみるべきだと思います。
この様な場合に、本業は会社に行き。副業で、土曜日、日曜日、退社後の喫茶店でアルバイトをすることも可能になれば、セカンドキャリアとして喫茶店を経営した場合でも、リスクを少なくし経営できる可能性が出来ますし、開業資金も作れます。

中高年の副業は企業にとってもメリットとなります
企業の側から見ても、中高年社員に副業を認めることは、大きな意味を持ちます。
活躍していない中高年には高い給料を払うのは難しいので、副業をして稼いでくれると企業にとってもありがたい事ですし、定年後に再雇用されるとすると、人件費がかさむのみならず。「元の部下に元の上司が仕えることで、お互いに仕事がありにくくなる」という問題が生じかねないので、社員には積極的に副業をしてもらって定年後の行き先を自分で探してもらうのは企業にとっても大きなメリットとなるのです。
副業を認めるられることによる社員のメリットまとめ
今の安部内閣では、働き方改革の一環として、副業を認めようとしています。
一昔前であれば企業にとって副業をする事はご法度だったのですが、時代に伴い、副業をする人は増えてくるのではないでしょうか。
副業を斡旋する会社も増えてきていますので、十分にアンテナを張ってチャンスを待つのも大事かも知れませんね。