腸内フローラの改善が健康のための秘訣です
2021/04/10
健康になるためには、腸内細菌の環境を改善することが大事です。
別の言い方をすると、腸内フローラの改善です。
腸内フローラとはどんな物なのか。
腸内フローラを改善すると言う事はどの様な意味なのか。
腸内フローラを改善することが健康のための秘訣です。
目次
腸内環境とは
腸の役割について整理しましょう。

腸の働きとしては食べ物を消化する消化機能と、病原菌から身体を守る免疫機能があります。
人の腸、特に大腸の中には100種類以上・100兆個~1000兆の腸内細菌がいます。
その腸内細菌たちが、縄張りをもって腸内フローラ(お花畑)を作っています。

腸内は、善玉菌・中間の菌(日和見菌)・悪玉菌の3種類から構成され、バランスをとり合いながら腸内の環境を保っています。腸内環境の中で一番多いのが日和見菌、その次に善玉菌、悪玉菌は本来は少数の菌です。
正常の場合は善玉菌が優勢なのですが、何らかの影響で悪玉菌が増殖すると、腸内環境は悪化し、腸内免疫機能が悪くなり、体調が悪くなります。
また、腸内環境の悪化は、脂肪を増やしやすくし肥満の原因にもなります。
腸内環境の環境が必要なときは。絨毛が薄くなってきたときや悪玉菌が増殖しているときです。

悪玉菌の増殖を促す原因には、偏食・運動不足・生活習慣の乱れ・便秘などがあります。また加齢により腸自身の老化が進むと悪玉菌が増える原因にもなります。
腸内環境を整えるためには、善玉菌を優勢としたバランスに戻すことが大事なのです。
善玉菌は乳酸や酢酸を作り出すことで腸内環境を酸性に保ってくれるので悪玉菌の増殖を抑え、腸の運動を活発にし、外部からの感染の予防をしてくれます。
絨毛が弱るとどうなるのか
過度な食事制限をしたり、絶食などをして、腸への刺激が少なくなると、腸の中の絨毛が少なくなっていきます。

絨毛が少なくなると、胃で消化し小腸に運ばれてきた栄養素を十分に吸収することができなくなります。結果として栄養状況が悪化してしまいます。
また、絨毛が少なくなると、バリアとなる粘膜の表面積量が少なくなり、様々な外的要因が入り込みやすくなり、有害物質を適切に解毒し、外に排出する機能が弱くなります。
そして、免疫力が低下します。風邪などの体調不良を起こしやすくなります。病原菌に対しての免疫力が低下し、自己免疫力疾患やアレルギーなどの発病をしやすくなる原因にもなります。
悪玉菌が優位になるとどうなるのか
悪玉菌が腸内の中で優位になると、腸の働きが悪くなり食べたものが吸収されにくくなります。すると、老廃物が腸内にたまりやすくなり様々な不調を起こしやすくなります。
- 便秘・下痢・ガス溜まり
- 肌荒れ・吹き出物
- 口臭・体臭・おならの悪化
- 自律神経への悪影響
などの症状を起こします
腸内環境を整えるとどうなるのか
善玉菌を増加させ腸内環境のバランスを整えると、腸を正しく機能させることができます。
腸内環境を整えることで下記の様な効果を感じることができます。
- 代謝促進・ダイエット効果
- 美肌効果
- 免疫力向上。アレルギー性疾患の緩和
- 便秘の改善・おならの匂いの改善
- ストレス軽減
腸内環境を整えるには、まずは生活環境を整えることが肝心
まずは、生活習慣を整える事によって腸内環境を改善しましょう。
食材が偏らず栄養バランスのよい食事・軽度な運動。休息など生活習慣を整えるだけで腸内環境に好影響を与えることができます。
腸を若く保つことはストレスにも強くなりますし健康、美容にも効果的です。
腸内環境を整える為の補助としてサプリメントを利用するのも効果的
腸内環境を整えるためには生活環境を整えることがまずは一番なのですが、補助としてサプリメントを利用するのも効果的です。
腸内環境に直接、善玉菌を送り込むサプリメント
→デブ菌を減らしてヤセ菌を増やすサプリメント