にんにくの臭い成分アリシンの効果効能まとめ

はじめに
にんにくは健康に良い事はわかっているのだけど「あの臭いが独特でイヤ」と敬遠している人も多いのではないでしょうか。
しかし、にんにくの効果の原因はあの臭いに秘密があるのです。
にんにくは微生物や昆虫、他の動物に食べられない様にするために、自衛手段としてあの独特に臭いを発生させているのです。
にんにく成分アリシンとは
生にんにくを切ったり、すったりするとにんにくは独特の臭いを発生します。
この臭いの正体がアリシンです。
にんにくにとって、このアリシンの役割は、細菌やカビや昆虫や動物から身を守る成分なのですが、この成分が人間には非常に効果があり成分なのです。
にんにくの有効成分「アリシン」はビタミンB1と結びついてアリチアミンとなります。
市販の「アリナミン」は、このアリチミンを元に製品化した商品なのです。
アリシンの効果は
アリシンには血液凝固を遅らせ、血液をサラサラにする働きや、血液中の脂質を減らし、糖尿病への予防、高血圧の予防、動脈硬化の予防にも有効とされています。
アリシンはビタミンB1と一緒に摂取すると、新陳代謝の活性化、慢性疲労や筋肉疲労の回復にもつながります。
また、香気成分や辛味には催眠効果があるとされており、神経の沈静化、不眠症の改善も期待できます。
体をあたためて発汗を促す作用もありので、風邪や発熱の時にも効果的です。
アリシンには、消化液の分泌を高めて食欲を増進してくれる作用もあります