ウォーターサーバーの選び方
2019/08/11
会社や店舗だけではなく、一般的な家庭でもウォーターサーバーは普及しつつあります。食に対する意識の高まりから、より安心して口にできるお水を求める傾向が強くなっているのは事実です。そんなウォーターサーバーに関して、今回の記事ではまとめてみたいともいます。
ウォーターサーバーとは
ウォーターサーバーの歴史
ウォーターサーバーの始まりは、20世紀初頭頃に作られて「ウォータークーラー」だと言われています。現在のように冷温機能はついていませんが、汚れたお水をろ過する機能がついていました。
日本では、水道水への不安や健康志向から、ウォーターサーバーは2000年頃から急速な規模で広まりました。
ウォーターサーバーのボトルの種類
リターナブルボトル方式
ボトルを繰り返し使うタイプのものです。宅配時に新しいボトルと空のボトルを交換します。回収されたボトルはきれいに洗浄されて何度も使えるので、ゴミを出さず環境に配慮されたボトルのタイプです。
ワンウェイボトル方式
使いきりタイプのボトルのこと。使い切った際は捨てられるので、次の宅配時までボトルをとっておく必要はありません。しかし、使いきりのため、ボトル代はリターナルボトル方式に比べて高くなります。
ウォーターサーバーの現在
現在では、ベットボットル入りのミネラルウォーターを購入するのとほとんど変わりのない負担費用でウォーターサーバーを利用することができます。
家庭用に気軽に検討することができるようになっています
以下のような理由で多く使われています。
- 赤ちゃん用の飲みみずとして
- 健康志向の人の飲料水として
- 愛犬や愛猫用の飲料用
- 災害時の備蓄水
安全性や利便性に優れています
また、最近のウォーターサーバーは、安全性や利便性に優れている点も見逃せません。
多くのブランドメーカーで厳しい基準のもとで水質検査を行っており、雑菌はもとより環境ホルモンなどによる水質汚染、放射性汚染の可能性のある水が流通されないように配慮がされています。
天然水またはRO水が使われています
ウォーターサーバーのお水は大きく分けて2種類あります。天然水とRO水です。
天然水とRO水はどちらが良いのでしょうか?
天然水は、富士山や全国各地の自然の源泉を採水地としたお水のことです。
特徴としてはミネラルが豊富で美味しく、健康にもお勧めです。採水したお水は徹底した安全検査をクリアした上で家庭に出荷されています。
RO水は、水道水や水質の良い地下水などを元にROろ過と呼ばれる技術で不純物を99.9%ろ過して除去したお水となります。さらにメーカーによってはそこからの独自のバランスでミネラルを添加して味を調え完成、出荷されています。
現在はどちらかというと天然水の方が人気があるようです。
天然水は自然のお水なので、ミネラルも味もよくも悪くもそのままといえます。
一方のRO水は水道水を原料としているので、元々厳しい水質チャックを受けた安全なお水で、さらにそこからROろ過によってカルキ臭や濁りといった不純物は取り除かれていますので、とても安全なお水となります。
ミネラル自体も取り除かれるため、そこからミネラルを添加して出荷されることが多いです。しかし、このミネラルの配合は業者が研究を重ねた理想の配合・配分で添加されていますので、ある意味RO水というのは、理想を実現した最高のお水と言えると思います。
また、赤ちゃんにとっては豊富なミネラルは逆に体に負担をかけてしまう可能性もありますが、もちろん赤ちゃんの内蔵に負担のかからない軟水に仕上げられていますので安心出来ます。
しかし、天然水を選ぶかRO水を選ぶかは結局のところ好みや目的によって変わってきますので、自分自身の好きなサーバー業者を選びましょう
ウォーターサーバー業者を選ぶときのポイント
ウォーターサーバーを提供している業者は多く存在します。では、具体的にどのようなポイントに注意したらよいのでしょうか。そのポイントを紹介します。
- お水の検査体制がしっかりしているか
- 美味しいみずかどうか
- サーバーの内部は衛星を保てる構造になっているか
- 赤ちゃんや小さなお子さんがいる家庭でも安心して飲ませることができるか
- お水の種類は天然水かRO水か
- ボトルの種類はワンウェイ方式かリターナブル方式か
- デザインは気に入るものか
- お水の料金は毎月いくらくらいかかるのか
- 月々のサーバーレンタル料金、メンテナンス料金、配送料はどのくらいかかるのか
- 月々の電気代はいくらでサーバーに節電機能はついているのか
- 女性に優しい設計になっているか
- ミネラルが豊富かどうか(健康やダイエットに最適な設計になっているか)
上記のポイントはウォーターサーバーを選ぶときに抑えておきましょう。
一人暮らしの人にお勧めのウォーターサーバー
ウォーターサーバーですが、基本的に4人家族を対象に設計されているのです。
一人暮らしの方が、そんなウォーターサーバーを選んでしまうと後で後悔してしまいます。
一人暮らしにとってのウォーターサーバーの選び方について解説します。
一人暮らしの方がウォーターサーバー選びに失敗する3つのポイント
購入ノルマを気にせず選んでしまうこと
ウォーターサーバーには購入ノルマが一般的にあります。
一人暮らしで、この購入ノルマのことを軽く考え契約してしまうと後悔することになってしまいます。
一般的にウォーターサーバーの購入ノルマとしては、毎月12リットルのボトルを2本、毎月24リットルの購入の妻がある場合が多いのです。
しかし、この量を一人暮らしの人がクリアするのは結構大変です。
特に暑い夏は問題ないのですが、冬になると水を飲む機会も減るので、毎月のノルマを達成するのは大変になります。
それでも、自炊がメインであれば、調理や炊飯にも使えるので問題ないのですが、外食が中心の人には要注意です。
ウォーターサーバーを選ぶときには、ノルマが少ない物か、スキップ機能といってボトルが余ってしまった時には、翌月は注文をキャンセルで生きるウォーターサーバーもありますので、そんなウォーターサーバーを選ぶようにしましょうね。
重いボトルのメーカーを選んでしまうこと
特に女性の場合気をつけないといけないのですが、ボトルの交換が重くて難しくなってしまう思いボトルのメーカーを選んでしまうと、結構大変です。
ウォーターサーバーの選び方としては交換が楽なものを選ぶのが失敗しない秘訣ですね。交換が苦痛になると結局使わなくなってしまいますからね。
選び方としては、ボトル交換が簡単な、床置き式のウォーターサーバーがベストです。または、7リットルの軽量ボトルの物を選びましょう。
玄関の前にボトルを放置するようなメーカーを選んでしまうこと
配達に宅配業者を利用していないメーカーのウォーターサーバーはあまりお勧めではありません。
平日の場合は、一人暮らしの人は家を留守にしていることが多いのですが、メーカーによっては玄関の前にウォーターサーバーを置きっぱなしにするメーカーもあるようです。
宅配業者を利用しているメーカーの物を選ぶようにしましょう。
配送に宅配業者を利用しているメーカーであれば、ボトルの指定日付も自由に設定できるので、不在時でも再配送してくれます。
この点も大事ですのでしっかりと確認しておきましょう。
一人暮らしのウォーターサーバーの選び方のまとめ
一人暮らしの人がウォーターサーバーを選ぶ場合に、以上説明したような三点をポイントを間違えて選んで後悔している人が多いようです。
- 購入ノルマを気にせずに選んでしまう
- 重いボトルを採用しているメーカーを選んでしまう
- 不在時に家の玄関前にボトルを置きっぱなしにするようなメーカーを選んでしまう。
この3点を気をつけてウォーターサーバーを選ぶのがポイントです。
赤ちゃんのミルク作りにウォーターサーバーのお水がお勧め
赤ちゃんはまだ胃や腸が未発達なため消費するのに負担がかからないお水がお勧めです。
ポイントとしては軟水を利用しているウォーターサーバーを選ぶのがポイントです・