築地市場移転でネズミが大移動
いろいろ問題山積だった築地市場もついに10月6日に閉場し豊洲市場に移転します。
この引越しは、私たち人間も反対でしたが、今まで築地市場を住処にしていたネズミたちも大パニックになっています。

築地市場はネズミたちの絶好の住処でした
なにせ、エサは豊富で、市場の中にいれば年中暮らすことができたのです。
築地市場の中には、一万匹以上のネズミが住んでいたと言われています。
今回の築地市場の閉場で取り残されたネズミたちは、今後の生活のことをどのように考えているのでしょうか。
彼らにとっては大問題なのです。
どこかに引越しするしか方法はありません
ネズミたちはどこに引っ越すのでしょうか
築地市場の近くには銀座があります。
築地市場から銀座までは約一キロです。簡単に引越しできます。
まず、ネズミたちの引越しターゲットは銀座ではないでしょうか。
銀座にはエサは事欠きません。
しかし、人間の立場から言うと、銀座に築地市場に住んでいたネズミたちが引っ越してきたら大変なことです。
築地市場に住んでいたネズミの種類としては、クマネズミ、ドブネズミが多いのですが、クマネズミはそんなに大きくないし、一般的な家にも住み着いているネズミなのです、観光客がみても違和感をそんなに感じないと思うのですが、ドブネズミが厄介です。
わたしもドブネズミを見た事がありますが、その大きさは子猫くらいあります。
こんなドブネズミがもし、銀座の高級飲食店の軒先に現れたらお客さんはどのように思うでしょうか。
その飲食店の売り上げが半減するのは時間の問題だと思いませんか。
ネズミが街に出ることにより被害が尋常じゃありません
築地市場では年間6回のネズミの駆除作業をしていたとのことです。
一回の駆除で1000匹ほどのネズミを駆除してきたそうです。
しかし、このネズミたちが市場から出て行った場合、集中的な駆除作業はありません。
ネズミは年間6回出産をして、一回6匹くらい生むと言われますので、メス一匹で年間約30匹近いネズミが増えることとなります。
生まれてきた子ネズミは、2ヵ月後には出産可能となるということなのです、正に、ねずみ算的に増えていくことになります。
最初は銀座、ずぐに赤坂、六本木、丸の内にも築地市場のネズミたちは引越し、飲食店を中心にクレームが東京都に出されるのは想像できますが、ネズミが増えることは飲食店の問題だけではなりません。
ネズミは当然、病原菌をもっていますので、東京都民の体にも影響を与えるでしょうし、また、ネズミは配電線をかじる修正がありますので、火事も東京では多く発生する可能性もあります。
世界の都市をみるとニューヨークがネズミの多い街として有名ですが、日本の同じ様な街になるのではないでしょうか。
東京都にも、ニューヨークの様にならないように早めのネズミ対策をお願いしたいですね。
これから、東京ではネズミ駆除業者が大人気になるかもしれませんね。