ゴムラテックスアレルギーとは
2019/10/26
アイプチを使う事により、マブタがかぶれてしまう事がある人もいますが、ゴム由来で起こるラッテクスアレルギーとはどんなアレルギーなのでしょうか。

ラッテクスアレルギーとは
ラッテクスアレルギーとは天然ゴムを原材料とする製品に触れる事で起こる即時性のアレルギーの事をいいます。
蕁麻疹(じんましん)や喘息発作、アナフィラキーショックなど様々な症状があります。
天然ゴムの製品は。医療用手袋やカテーテル、掃除用手袋やアイプチの接着剤にも多く使われています。
ラッテクスアレルギーの原因とは
天然ゴムはゴムの木を原料として作られています。
成長したゴムの木を傷つけてそこから出てくる樹液でゴムを生成します。
樹液の中には多くの蛋白質が含まれており、製品化された後でも蛋白質が残っていて、それに皮膚が触れるとアレルギー反応が起こります。
天然ゴム製品に残っていた蛋白質は、皮膚と接触した際に汗によって溶け出します。
天然ゴム製品にはよくパウダーがまぶしてありますが、そのパウダーが皮膚の表面を傷つけ蛋白質を侵入しやすくします。
すると溶け出した蛋白質が吸収され、ラテックスアレルギーが生じます。
ラッテクスアレルギーの症状とは
ラテックスアレルギーにはさまざまな症状がありますが、最も多いのは蕁麻疹です。
アイプチを利用してマブタがかぶれてしまったりしてしまう事もあります。
その場合、まぶたは真っ赤に腫れてしまいます。
またひどい場合にはアナフィラキシーショックになり、死亡するというケースもあるとの事です。
ラッテクスアレルギーの治療方法は
ラテックスアレルギーの治療は、今のところあらかじめ回避するしかありません。
ラテックスが原因であれば日頃からラテックスに触れないように生活するほかありません。
アイプチなどでかぶれが発生する時は、ラッテクスアレルギーの可能性もありますので、そんな場合にはすぐに皮膚科に訪問しましょう。
二重まぶたコスメの中にはラッテクスを利用しないような美容液タイプのコスメもありますので、肌の弱い人には、そちらの方がお勧めです。