水虫タイプ別治療法
水虫の一般的な治療法

水虫のタイプは大きく分け4種類あります。
- 趾間型(しかんがた):水虫で一番多いタイプがこのタイプです。足指の間の皮がしろくふやけてむけ、かゆみを感じます。それがひどくなると、ただれたりします。見た目からしていたそうな水虫です。
- 小水疱型(しょうすいほうがた):土ふまずや足の側面に小さな水ぶくれができ、強いかゆみを感じます。
水ぶくれが破れると、皮がむけます - 角質増殖型:角質増殖型は足の裏やかかとの皮膚が厚くなる水虫で、場合によっては、皮膚がむけてひび割れすることがあります。かゆみを伴わないので「ただ皮膚が厚くなっただけでは?」と誤解して、水虫に気付かないケースが多くあるんです
- 爪白癬(つめはくせん):爪白癬(つめはくせん)とは、爪にできる水虫のことです。水虫を放置していると、この爪白癬を併発することが多くあります。
それぞれのタイプ別の治療方法には、どんな方法があるのでしょうか?
水虫の治療法を考えるうえでとても大事なことは。水虫は自然に治ることはないということです。そのため、水虫を治すためには、医薬品を使うしかありません。
水虫の中でも、趾間型(しかんがた)や小水疱型(しょうすいほうがた)の場合は、市販の水虫薬だけでよくなることが多いんです。
しかし、角質増殖型の場合は注意が必要です。皮膚科で“飲み薬”を処方してもらわなければなりません。なぜなら、白癬菌が厚くなった皮膚の奥にいるため、外側から薬を塗っても効きめがないことが多いからです。
また、爪にできる水虫である「爪白癬(つめはくせん)」も、分厚い爪の奥に白癬菌がいるため、飲み薬でないと治療できません。だから、ひどい角質増殖型の水虫や爪白癬の場合は、市販薬に手を伸ばすのではなく、皮膚科に必ず相談してみましょう。