埋没毛が原因の黒いブツブツを何とかしたい
2020/01/19
顔をよーく観察してみると黒いブツブツ。この原因は何なのでしょうか。
黒いブツブツの正体は、皮膚の中で毛が成長してしまう「埋没毛(埋もれ毛)」が原因なのでした。
このヒゲの埋没毛に関して、今回の記事は徹底的に調べてみようと思います。

埋没毛は、皮膚の下で毛が成長する現象で、毛が太く皮膚が柔らかい場所にはできやすいとい言われています。
つまり、毛が太く皮膚が柔らかいところにできる髭は埋没毛のできやすいところなのです。
目次
埋没毛(埋もれ毛)とは髭の剃り残しではありません
埋没毛なんて言うけど、髭の剃り残しでしょ。
どうしても残ってしまうんじゃないの。
問題ないんじゃない?
肌の下に残された黒いブツブツ何かわからず放置していませんか。
その黒いブツブツは剃り残しではなく、ヒゲの埋没毛(埋もれ毛)の可能性があります。
埋没毛とは、皮膚の表面に出てこず、皮膚の中で育ってしまって、その埋没毛を放置しておくと、毛穴や肌に様々な障害を起こしてしまう現象の事を指します。
埋没毛とは

埋没毛とは脱毛、除毛などの処理を行った後、何らかの原因で皮膚内で発毛、成長してしまった毛の事をいいます。
埋没毛は短い毛が皮膚の上から見えるものや、長い毛がクルクルと丸まっているものがあります。
このも埋没毛が肌の中で成長してしまって、渦を巻くようになると、そのまま皮膚の下から皮膚を押し上げるように押し上げてきます。
これが、黒いぶつぶつの原因になったり、肌触りも悪くする原因になるのです。
埋没毛(埋もれ毛)はどんな場合にできるの?
埋没毛は正しい髭の自己処理を行わないとできてしまいます。
埋没毛のできやすい自己処理として挙げられるのは下記の様な場合が多いです。
- カミソリ
- 毛抜き
- 脱毛ワックス
- 脱毛テープ
髭の自己処理を正しい方法で行わないと、肌が傷ついてしまい、ムダ毛が出てくる場所がかさぶたや角質で覆われてしまいます。その結果として、髭が皮膚の外に出る事ができなくなってしまって、皮膚の中で育ってしまいます。その結果として埋没毛が出来てしまいます。
カミソリ処理の具体例
- 毛が生えている方向と逆向きに剃る
- 乾燥した肌にシェービングローションを使わずに剃る
肌に負担のかかる処理を行うとバリア機能が働き、角質化して皮膚を覆ってしまい埋没毛の原因となってしまいます。
ブラジリアンワックス、毛抜き、脱毛ワックスもヒゲと一緒にまわりの皮膚を引っ張ってしまうため、肌が傷つき角質化してしまって埋没毛の原因となってしまいます。
髭剃り時に埋没毛を最小限に抑える方法
1.洗顔:髭剃り前の準備を怠りなく
髭を剃る前に、温水で肌を優しくこすって顔を洗いましょう。
シェービングブラシを使うのも良いと思います。
このステップは非常に大事であり、肌表面の皮脂や汚れを取り除き、閉じられた毛を外に出し、カミソリが肌や毛に適切にあたるようにします。
2.湿らせる:髭を柔らかくして、髭への引っ掛かりを減らします。
髭が水分を保てるように、顔を湿らせてシャービングクリームを付けます。
水分を吸収すると毛が伸びるので、より柔らかく、剃りやすくなります。
3.正しいシェービング、カミソリを行いましょう
軽く優しいストロークで剃りましょう。
力を入れず、剃るのはカミソリにまかせましょう。
毛が伸びて皮膚表面に再び潜り込まないように、定期的にシェービングを行います。
高性能の複数刃カミソリを使用することで、髭剃り後の毛穴のぶつぶつの発生を最小限に抑えることができます。
4.保湿:水分を回復させることが大事です
髭を剃ると、毛と一緒に水分も取り除かれてしまいます。
その結果、肌が乾燥して収縮し、ひりひりします。
髭剃り後の肌と髭に水分を回復させるため、保湿効果のあるアフターシェーブ製品を使用しましょう。
埋没毛(埋もれ毛)はどんな肌トラブルを起こすの?
埋没毛が原因として起こる肌トラブルには、下記の様なトラブルが考えられます。
- 毛嚢炎:埋没毛の周りが赤くなり、毛穴の中に膿が溜まるニキビの様な小さな出来物
- 色素沈着:シミのように黒ずんだり変色して跡になった物。
埋没毛(埋もれ毛)を治す方法にはどんな方法があるの?
埋没毛を治す方法としては、レーザー治療の方法と自宅でできる方法があります。
医療機関でレーザー治療を行う方法
クリニックでのレーザー脱毛で解決します。
レーザー脱毛は皮膚科や美容皮膚科、美容外科などで受ける事ができます。
医療レーザー脱毛の仕組みとしては、黒色のメラニンに反応し、熱エネルギーを毛穴の奥に伝え、脱毛を行います。
埋没毛は皮膚の表面からも透けて見えるので、レーザーの脱毛器に反応して、埋没毛でも処理することができるのです。
サロンでの光脱毛を利用する方法

脱毛サロンで行われる光脱毛でもレーザーと同じような仕組みのため、埋没毛を脱毛することができます。
光脱毛はレーザー脱毛とは違い、メリットとしては痛みも少なく一回の費用も安く行えますが、レーザーに比べて回数を重ねる必要があるというデメリットもあります。
早く埋没毛が気になってなんとかしたいという方は、レーザー脱毛がオススメではありますが、痛みに弱い人・費用を抑えたい人はサロンなどの光脱毛がオススメです。
皮膚科で治療薬を処方してもらう
医療脱毛を行う勇気がない方は、皮膚科で薬を処方してもらう方法もあります
皮膚科で処方してもらえる薬は、皮膚を柔らかくしてくれる塗り薬なので、続けることで自然と埋没毛を排出できます。
しかし効果はすぐに表れないほか、保険適用外となってしまうので注意してください
毛穴を広げる
蒸しタオルと保湿クリームで埋没毛が自然に出てくるのを待つ方法です。
埋没毛は、毛穴が閉じている状態ですが、蒸しタオルで毛穴を広げることができます。
すると、埋没毛が自然と出てくれます。保湿クリームを併用するとより出てきやすくなります。
蒸しタオルで毛穴を広げたところに普段使用している保湿クリームを塗布すると、毛穴が開いた状態を維持できます。
この方法であれば自宅でもヒゲの埋没毛の処理はしやすいのですが少し時間がかかりますね。
スクラブで古い角質を落とす方法
自宅で自己処理を行うには、スクラブなどを利用した角質除去がお勧めです。この方法であればレーザー治療に通うよりも圧倒的にお金はかかりません。

スクラブとは、種子や樹脂、塩などの細かい粒で、スクラブ石鹸などが売られています
スクラブの良いところは、肌の角質を除去することで、肌のターンオーバー機能を正常にする事が出来ることです。
ヒゲの埋没毛を引き起こすと、皮膚が色素沈着してしまう場合もありますが、スクラブ石鹸を利用することによって肌のターンオーバーが促進され、色素沈着も治りやすくなります。
ピーリング剤でヒゲの埋没毛を取り出す
スクラブと同じように、角質を取り除く目的の物がピーリングです。

スクラブは細かい粒子をこすりつける事で物理的に角質を剥がすのに対し、ピーリングは角質を柔らかくして剥がす仕組みとなっています。
ピーリング剤は毛穴の汚れや黒ずみを落とすのにもよく使われるので、気になる方はこちらを選択すると良いかもしれません。
ただピーリング剤もピンキリで、中にはかなり刺激の強いものも含まれているので、注意が必要です。
まとめ
埋没毛が原因で顔に黒いブツブツができてしまっていたのですね。
埋没毛と言うのは、皮膚の中に隠れてしまった毛だったのですね。
毛抜きとかブラジリアンワックスで処理してしまえば良いのかと思ったら余計大変な事になるのも分かりました。
髭処理の仕方一つで、埋没毛が出来てしまうようなので注意しましょう。
ヒゲの埋没毛を無くすためには、ヒゲを細くしたり柔らかくすることが大事です。
その為には、ローションを利用した抑毛処理もお勧めな方法です。
お勧めの抑毛ローションは「Zローション」ですね。
いずれにしても、埋没毛になると肌は汚く見えてしまうようになるので、埋没毛にならないように、毛抜きでヒゲを抜くような行為は絶対止めましょう。