町工場物語:驚いた 年齢層が違います(No.1)
2019/10/22

はじめに
わたしは長年大企業、いわゆる一部上場企業で働いてきました。
ある年を境に20年以上勤めてきたその会社を退職し、フリーランスになりました。
しかし、フリーランスもなかなかうまくゆいかず、フリーランスでアフィリエイトをするかたわら正社員として100人規模の中小製造業、いわゆる町工場に正社員として入社しました。
フリーランスとしてアフィリエイトをしているのは内緒です。
そんな会社に入社してみて、長年勤めてきた会社との大きなギャップを感じています。
良いか悪いかは別として、物語形式で中小企業の現状を書いてみたいともいます。
年齢層が違います
まず、驚いたのが、その年齢層の高さです。
わたしが入社面接のときに「まだ若いねえ」と言われたのは本当だったのです。
この会社は基本的には60歳以上の人が入社している会社なのです。
60歳でも若い方なのです。
しかし、年齢が高いから経験値が高く、能力が高いわけでは決してありません。
なぜ、そんな人たちを雇っているのか?
給料が安いからです。
時給でほとんどの人が雇われています。
でも、60歳以上の人はそれでOKなのです。
その理由は年金制度にありました。
多く働いて給与をたくさんもらっても、その分、年金が減らされるようで、年金+給料の総支給額を28万円に抑えているようです。
28万を超えそうな人は、有給を拒否して、欠勤扱いにしてもらう人も多いのです。
なぜなら、来月の年金支給額が減るそうです。
なので、彼らの年収は28万かける12ヶ月=336万が最高のようですね。
なので、ボーナスも基本的に必要ないようです。
私は、まだその年齢でないのでボーナスは欲しいのですが、なんとボーナスもありません。騙されました。
しかし、求人案内にはボーナスありと書いてあったのです。
正確に言うとボーナスはありました。総支給額5,000円 手取り4、000円。
給与明細にそのように書いてあります。驚きです。前の会社では半年で130万はありました。
会社の方も60歳以上の人を雇うのにはメリットがあります。
60歳以上の人を採用すると高齢者採用助成金なるものがもらえるようです。
60歳以上の高齢者には、居心地の良い会社なのではないでしょうか。
しかし、60歳以下の従業員は大変です。
60歳以上の高齢者はプライドがあるので、人に説教はしますが、仕事をしません。
いわゆる、老害です。
こんな会社が今後、生き残っていくのでしょうか。
私は、アフィリエイトでフリーターとして数年で成功する予定です。
しかし、それまでは、この会社に働くと思います。
そんな会社の普段の出来事を物語風にブログで紹介していきたいと思います。