骨盤の歪みが身体に与える影響
2019/10/22
骨盤の歪みは身体の様々な部分に影響を与えます。骨盤の歪みはどの様な影響を身体に与えるのかを見ていきましょう。

骨盤がゆがむ事によって起こる症状は
体質への影響
体質的なことへの影響としては、むくみ、冷え性。生理不順、肩こり、腰痛などが挙げられます。
もちろん、これらの症状は骨盤の歪みだけが原因ではありません。しかし骨盤の歪みが少なからずとも影響を与えているのは確かな事です。
たとえば、むくみを例にとりますと、脚のむくみは骨盤が歪んでいると腰に近い部分がむくんでしまうことがあるのが知られています。
さらに、後頭部にある後頭骨が骨盤と連動している為、顔のむくみの原因となるとも言われています。
また骨盤の歪みは子宮の卵巣、その周りの血流やリンパの流れを妨げるので、生理不順や生理痛、冷え性などにつながる事も分かっています。
身体のバランスへの影響
骨盤の歪みは、身体全体の歪みを発生させる原因にもなります。
その結果として、体のバランスが崩れてしまう事があります。
直立した時、自然と左右どちらかの肩が落ち、体の傾いてしまうケースがあります。猫背や反り腰も歪みの原因となっている可能性があります。
また逆に「いつも猫背の姿勢でいる事」が骨盤をゆがませてしまう原因になってしまっているとも言えます。
身体の歪みと骨盤の歪みには相関関係があります。猫背であったり、O脚やX脚と骨盤の歪みにも相関関係があります。
骨盤の歪みの影響は上半身下半身を問わずさまざまな場所に影響を与えています。
骨盤のゆがみが太りやすい体質を作ります
骨盤は身体の中心にあります。この骨盤がボディー全体を支える土台の役割をしています。
骨盤を中心に、背骨と首、股関節、肩甲骨がつながっています。
繋がっているので、骨盤の状況そのものが背骨や首、下半身、肩にも影響を及ぼします。
したがって、骨盤の状況が良い状況であれば、体の調子も良く、悪ければ体の調子も悪くなります。
骨盤の状態が良くないと、骨盤の周りに脂肪が溜まりやすくなります。
結果として、下半身デブを言われる下半身を中心とした太りやすい体質を作ります。
骨盤のゆがみは、体にどのような影響を与えるのでしょうか。
新陳代謝の低下、冷え性の原因となります。
骨盤がゆがんでいると、体幹部の筋肉が低下します。体幹部の腹筋や背筋などの筋肉が弱くなると新陳代謝が低下します。その結果として、脂肪が燃えにくくなってしまったり、冷え性などの症状を起こします。
疲れ、下半身のむくみなどの症状が発生します。
骨盤を支える体幹部の筋力が低下してくると、体全体として疲れやすくなります。全身を支える筋力が低下すると全身を支える筋力が弱くなるので、下半身に負担がかかり、むくみやすくなります。
姿勢が悪化したり、老け姿勢になったりします。
骨盤を支える筋力が弱くなると、姿勢が悪くなります。猫背やo脚ばかりではなく、背中も丸くなり実年齢より老けた印象を与えがちになります。
肩こり、腰痛の原因になります。
骨盤がゆるんだり、姿勢が悪いと、体が硬かったり、筋力が低下し、血流が悪くなります。そのことが原因で肩こりや腰痛が慢性化しやすくなります。
生理痛、生理不順が発生しやすくなります。
骨盤は一日の中や月経の周期によって開閉を繰り返しています。この骨盤の開閉が妨げられると、生理不順や生理痛につながります。
便秘にも影響します。
大腸のぜん動運動が鈍ると、便の押し出しが滞り便秘になります。骨盤のゆがみにより筋力が低下するのが一因です。
骨盤の状況が改善すると、自律神経やホルモンといった目に見えない部分のバランスも整ってきます。血液やリンパの流れも改善し、カラダ全体の循環がよくなります。その結果として、太りにくい体質を作る事ができます。
まとめ
女性の場合特に骨盤はゆがみやすくなります。
特に産後に骨盤は歪みやすくなり身体のいたるところに様々な影響を与えます。
一番わかりやすいのが産後太りです。
出産前の若い女性も骨盤は歪みやすいので、それが原因で下半身太りになる事も考えられます。
特に女性の場合、姿勢を良くして骨盤の歪みを無くすことを注意しましょう。
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