IT業界をSEエンジニア達が辞めた退職理由まとめ
IT業界を就職先に希望している人も多いと思いますが、IT業界は転職率が高いのも確かです。
なぜ、IT業界に働いていた人は転職する人も多いのでしょうか。
IT業界に転職希望であれば、入社後に襲うであろうITエンジニア,SE達の悩みを知っておきましょう。
目次
IT業界を辞める人の転職理由は
IT業界を辞めて転職する人たちの理由を調査した結果があります。
順位 | 転職理由 | 割合 |
1位 | ほかにやりたい仕事がある | 12.4% |
2位 | 給与に不満がある | 9.4% |
3位 | 会社の将来性が不安 | 7.8% |
4位 | 専門知識・技術を習得したい | 6.2% |
5位 | 残業が多い・休日が少ない | 4.9% |
6位 | 市場価値を上げたい | 4.0% |
7位 | U・Iターンしたい | 3.5% |
8位 | 幅広い経験・知識を積みたい | 3.3% |
9位 | 会社の評価方法に不満がある | 3.0% |
10位 | 雇用形態を変えたい | 1.9% |
IT業界においても転職理由は他の業界とあまり変わらないようですね。
具体的に一つずつ見ていきましょう。
仕事内容への不満
IT業界で働いていて転職を考える理由の一つは、「ほかにやりたい仕事がある」という理由です。
IT業界では、役職の無い社員であってもある程度の最良を与えられて仕事を任せられることが多い業界なのです。
しかし、一方、仕事は能力のある一部の人間に集中する傾向もあります。そのため、入社後ある程度の時期がたつと社内での自分自身での立ち居地を自覚する場合があります。
その時に、自分が仕事の集中する一部の社員になっていれば良いのですが、低い評価を受けてしまっていると、仕事内容への不満が大きくなり退職してしまう人が多いようです。
それだけ厳しい世界なのです。
会社の風土が合わない
ITエンジニアとしての仕事には何の問題ないが、会社の風土を作るための活動が負担になることも多く、それが退職理由になる場合もあります。
収入やチームの雰囲気への不満であれば、自分でアプローチして改善していくことも可能ですが、会社そのものの風土となると変えていくことが難しく、退職という選択肢に繋がりやすいとも言えます
賃金に対する不満
IT業界の賃金制度は年功序列というよりも実力主義の傾向があります。
そのため、勤続年数が長くても年収が少ない人もいれば、勤続年数が少なくても成果によって一気に年収が増える場合もあります。
しかしながら、自分は頑張っていても会社全体で業績が落ち込んだ際は給与に直撃することもあります。
そのため、事業が停滞しているように感じたり、伸びているように見えても従業員の給与には反映されないような現実が続くと不安にかられて転職したくなってしまうようです。
労働時間に対する不満
IT業界は、職種によって差はありますが、確かに残業は多い業界です。
この長時間労働に関しても不満をもって辞める人が多いのも事実です。
上司・会社の自分への評価に対する不満
自分が正当に評価をされていないと感じたら、当然転職を考えるようになるのではないでしょうか。
IT業界の場合、技術の進化が早く、業務内容も刻々と変化することから各スタッフの日々の業務から会社への貢献度を正確に計るための指標を準備する側が状況に追い付かないこともあります。
人間関係への不満
「人間関係の不満」も見逃せない要素です。
IT業界はまだまだ歴史が浅く大企業より、創立間もないIT企業の方が多く、かつ、企業の規模が小さいと、社員数は必然的に少なくなります。
社員数が少ないと、1名1名とのやり取りが密になります。そうした環境に馴染めないと、仕事はやりづらくなります。
例えばエンジニア・バックオフィスなどはデスクワークが多く、一度和から外れてしまうと仕事にも影響が出てきてしまいます。
他の業界でも同じかも知れませんが、人間関係への不満で退職する人はIT業界でも多いようですね。
転職してスキルアップを図りたい
入社した会社での仕事がいつも同じような内容であったり、誰にでもできそうな簡単な仕事だったりすると、成長実感のなさから退職に繋がることもあります。
転職先の方が自分のキャリアに活きそうな仕事をさせてくれるのであれば、今の会社を続けるよりも転職をした方がメリットは大きく思えます。
IT業界以外に転職する
ITエンジニアになりたいと入社したものの、実際仕事をしてみると自分には合っていないと感じて、それが退職理由になることもあります。
特に最近は未経験者でもエンジニアとして雇用し、社内で教育をする会社も増えてきています。社内で学んでいくうちに自分に適性がないと気づくこともあるのです。
独立するために退職
ITエンジニアになりたいと入社したものの、実際仕事をしてみると自分には合っていないと感じて、それが退職理由になることもあります。
特に最近は未経験者でもエンジニアとして雇用し、社内で教育をする会社も増えてきています。社内で学んでいくうちに自分に適性がないと気づくこともあるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
IT業界にいるエンジニア・SE達は一見、カッコよく見えますが、実際には色々あるようですね。
でも、スキルさえ身につければ、リーダーとしてその会社を引っ張っていくこともできます。
IT業界の現実をみても、IT業界でチャレンジしてみたい人はぜひとも、この公式サイトを見てみてくださいね。