髭剃り後の黒ずみ・色素沈着を治すには?
2019/11/30
髭を剃り続けていると、鼻下や口周りが黒ずんでいる、毛穴の周りが赤黒くなっていると感じる事はありませんか?
その状態の事を色素沈着と言います。
この色素沈着は、髭を剃った後に起こる事が多いのでしょうが、今回はそのあたりの対処法を記事にしたいと思います。

目次
色素沈着とは?
顔の黒ずみは、髭を剃った時だけではなくてニキビ炎症の後にもなりますし、日焼けをした後にも黒くなったりします。
色素沈着とは、メラニンが蓄積されて排出されない事を言います。
肌が黒ずんだり、毛穴が赤黒くなるのはメラニンの影響です。
メラニンとは、どんな物質なのでしょうか。
メラニンとはお肌にある物質で、肌を外部の紫外線、刺激などから守る役割をしています。
メラニンは、お肌を守る大事な役割を演じますが、メラニンは一度増えてしまっても、肌の生まれ変わりと共に垢となって落ちてしまいます。
しかし、一時的に、もしくは慢性的に残ってしまう場合があります。この現象を色素沈着といいます。
色素沈着の原因のパターンは3つ
紫外線による色素沈着
日焼をすると肌は有害な紫外線から肌を守ろうとして肌の色を黒くします。この現象の事を日焼と言います。通常、日焼けをした後は、皮がむけます。皮が剥ける事によりメラニンを含んだ肌が生まれ変わり通常の肌色の戻ります。しかし、たまにシミやソバカスの様に残ってしまう事があります。これが色素沈着です。
外的刺激にゆる色素沈着
強い摩擦や力を与えると、外部の刺激によりメラニンが過剰生成されます。ヒジやヒザが黒ずんで悩んでいる人も多いと思いますが、外部からの刺激が原因の色素沈着です。
病気が原因の色素沈着
内臓の疾患が原因の色素沈着もあります。老廃物が沈着するなどの原因で、身体の全部や一部が色素沈着する場合があります。この様な場合は自分で対応する事は困難なので医療機関で早急に受診しましょう。
髭の色素沈着は外部刺激が原因です。
毎日の髭剃りには相当の負担がかかっています。その負担、すなわち外部刺激を受ける事により髭の処理をした後には色素沈着ができてしまうのです。
髭剃りだけではありません。髭を抜くことは当然、肌にとって良くありませんし、お肌のメラニンを活性化させる刺激に十分になります。
髭の処理をする時に外部からの刺激を与えない為にはどうすれば良いのでしょうか?
色素沈着をさせない予防方法
髭は抜かないようにしましょう。
髭を抜くことは、その刺激で毛穴が炎症を起こしてしまいます。その結果として色素沈着を起こしてしまいます。
髭を剃る時は力を入れてはいけません
髭剃りをする時は深剃りになりやすい傾向があります。深剃りをしてしまうと、お肌の表面が傷つく原因となります。皮膚が炎症してしまい色素沈着になる原因となってしまうので注意しましょう。
カミソリを電動シューバーに切り替えましょう
顔全体の皮膚表面が黒ずんでいる場合は、髭剃りによる刺激が原因での色素沈着が考えられます。この様な場合は電気シェーバーを使っての髭剃りに切り替えてみましょう。肌への負担が軽くなります。
髭を剃る時にはシェービングジェルを利用しましょう
電気シェーバーを利用したとしても、シェービングジェルは使う様にしましょう。シェービングジェルを利用する事によって肌の摩擦を軽減する事が出来ます。髭剃りをする時のポイントは、なるべく肌をこすらない、摩擦を起こさない事です。
カミソリを使うなら5枚刃以上の物を使いましょう
刃の枚数が少ないほど圧力が一つの刃に行きやすいです。肌が傷つくと炎症がおき、色素沈着の原因になります。刃は多めの物を使い優しく剃りましょう。
保湿をしましょう。
肌が乾燥していると外部からの刺激を受けやすくなります。髭を剃った後は必ずローションやクリームで保湿しましょう。
色素沈着を改善する方法
色素沈着してしまった肌も早く改善するように心がけましょう
ビタミンC、Eを積極的にとりましょう
ビタミンCはメラニン色素に働きかけてくれて、メラニン生成を抑えてくれます。また。ビタミンEは血行を良くして、メラニン色素の排出を促してくれます。
ビタミンCは、パプリカやアセロラ、イチゴ、海苔などに多く含まれます。
ビタミンEは、オリーブやカボチャなどに多く含まれます。
食事で取るのが難しい場合はサプリメントなどで補いましょう。
まとめ
髭が濃い事とか、青髭も大きな悩みですが、髭を剃りすぎての色素沈着もみっともないですね。
なぜ、色素沈着が起こってしまうのかを正確に理解して、対策をとりましょう。
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