プロ野球の優勝したときのビールかけの始まりは?
2019/10/22
プロ野球の優勝祝賀会でのビールかけ。
優勝の醍醐味ですよね。
ビールかけの中継をテレビでみていると、この一年間、応援してきたかいがあったなと本当にうれしいものです。
でも、このビールかけは野球の本場であるアメリカではないようなのです。
そこで、疑問に思いました。
このビールかけはいつから始まったのでしょうか?
その歴史は昭和34年 西暦1959年までさかのぼります。
今から60年以上も昔の話なのですね。
その年、プロ野球のセントラルリークでは読売ジャイアンツが5年連続のリーグ優勝。
パシフィックリーグでは南海ホークス(現在のソフトバンク)が優勝。
この2チームが日本シリーズに向かい合いました。
日本シリーズでは、南海ホークスが4勝0敗で優勝したのです。
日本シリーズの四戦目は後楽園球場(現」東京ドーム)で行われました。
試合後、南海の選手たちは宿舎に戻り、祝勝会を行ったのです。
その時の選手の一人が鶴岡一人監督ははじめ選手達に突然ビールをかけ始めたのです。
その選手が、日経二世のカールトン半田選手と言います。
それを真似して、他の選手たちもビールをかけ合いました。
この出来事が、優勝のビールかけの第一号だったのです。
以来、ビールかけは祝勝会における恒例の行事となったのでした。